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体外受精の際に行える事

こんにちは!!

 

 今日は体外受精について男性が気をつけなければなららいことを提案していきます。

 

これは女性にも言える事がいくつかあるので参考にしてみて下さい。

 

 

体外受精は費用も身体への負担も大きい治療なのでやはり万全な体の状態で臨みたいものですよね。女性だけでなく、男性も一緒に取り組んでこそ、意味のあることなのです。

 

女性は生まれた時から卵子の数は決まっており、年齢と共に確実に減っていきます。

 

男性の場合は精巣内で精子のもとになる細胞から思春期以降、フレッシュな精子がつくり続けられています。

 

ですから、体外受精に臨むにあたって、精子の状態をよくすることに取り組

 

まない手はありません。

 

 タバコを吸っている男性は禁煙すべきです。

 

 体の質と老化の視点から見るとタバコは百害あって一利なし。

 

妊活をしている方のタバコはタブーですよ。

 

これは女性にも言えます。

 

 

・アルコール

お酒はほどほどにすべきです。

 

お酒に強い弱いがあるようにアルコールの影響には個人差が大きいものの、

 

大量の飲酒は精巣の精子をつくる働きを弱めてしまうことが知られています。

 

これも女性にも同じことが言えます。

 

 

・熱

精巣を過度にあたためると精子をつくる働きが低下するおそれがあります。

 

熱いお風呂に長くつかったり、サウナ浴、密着した下着、長時間同じ

 

姿勢で座ることは精巣の温度を上昇させ、精子の質を低下させてしまうおそ

 

れがあります。

 

座りながらの膝()にパソコンを置いての作業は熱と電磁波の影響があるのでやらないでください。

 

 

・自転車

 

 長時間のスポーツサイクリングは精嚢を圧迫し精子の質が悪化するおそれがあります。

 

妊活中の時だけでも長時間のサイクリングは避けましょう。

 

130分程度が良いと思います。

 

 

 

  • 禁欲期間

 

禁欲期間が短いほどフレッシュな精子の割合が高まり、精子の質がよくなり

 

ます。

 

 

 

体外受精の採精の前は禁欲期間が長くなることを避け、マスターベーション を含めても週に23回以上射精することが望ましいとされています。

 

これは女性にも言える事なので夫婦間のSEXも作業的ではなく愛情を持って行えると良いですね。そうすることで女性ホルモンの分泌が良くなり子宮内膜の状態も良くなると言われています。

 

 

・肥満

 

 肥満はテストステロン(男性ホルモン)レベルを低下させ、精巣周辺の温度

 

上昇、勃起不全のリスクを高めるなど、男性の妊娠させる力を低下させてし

 

まう大きなリスク要因です。

 

 

 

 

 

  • サプリメント(栄養補充)

 

 

 

男性パートナーのサプリメント摂取と体外受精や顕微授精の妊娠率や出産率

 

についての臨床試験報告はこれまで多数なされています。

 

改善効果が認められている成分は、コエンザイムQ10やビタミンC、ビタ

 

ミンE、亜鉛、そして、オメガ3脂肪酸などです。

 

 

 

 

 

  • 食生活

 

 

 

食生活パターンと男性の精子の質との関係は密接です。

 

色の濃い野菜やトマト、魚や鶏肉、、豆類、そして、全粒穀物などをバラン

 

スよく食べることが精子の質に重要です。また、トランス脂肪酸や動物性脂

 

肪は精子の質の低下に、オメガ3脂肪酸やオリーブオイルは精子の質の向上

 

に関連するとの報告が多数なされています。

 

簡単に言うと良質なタンパク質を中心に、魚介類特に青魚を食べてオメガ3脂肪酸を摂りましょうという事です。

 

 

 

 

 

  • 薬剤

 

 

 

常用している医薬品によって精子の質の低下のおそれのあるものがあります。

 

たとえば、プロペシア(フィナステリド)などの男性型脱毛症治療薬や抗う

 

つ剤などです。

 

 

 

常用しているお薬がある場合、念のため処方された医師に確認されるのがよ

 

いでしょう。

 

 

 

まとめとして、今日は禁煙に始まり、薬剤まで話しましたが男性だけとか女性だけの妊活ではなく2人の妊活だと思っていただけたら嬉しく思います。

 

一緒に新しい家族を迎えるという姿勢や思いこそが、最も大切なことのように思います。