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妊活と抗糖化
こんにちは!
今日は妊活の方もそうでない方も必読な情報です。
栄養学的な話になります。
みなさん五大栄養素って知っています?
タンパク質、糖質(炭水化物)、脂質、ビタミン、ミネラルです。
体の土台を構成しているのがタンパク質、糖質、脂質
体の調整をしてくれるのがビタミン、ミネラルです。
でも、最近の栄養学では糖質は過多に摂取しすぎているので控えましょうという動きになっています。ロカボ食と言われるものです。
代表的なのが、砂糖を使うお菓子類、お米、パン、パスタ、うどん、ラーメン、お好み焼きやたこ焼きの粉(小麦粉)を使うものです。みなさん大好きですよね??
日本人では主食にされている方が多いと思います。
一昔まえまではカロリー制限が健康の近道とされていました。しかしカロリー制限をしても病気は減らずに増える一方です。高齢者が増加しているから仕方ないのですが・・。
現に、糖尿病患者の昔の食事は低タンパク高糖質低脂質=カロリー制限食で対応していたみたいですが全く糖尿病患者数が減らない。増える一方なのです。だって糖尿病(糖が多い)の方に多くの高糖質を与えれば体の中に糖が多くなる訳ですから症状が改善する訳がなく・・本来は糖質を制限しなければならないのです。最近では病院でもカロリー制限から糖質制限食に切り替わっているところも多いみたいです。(病気の種類により糖質制限を行わないものもあります)
とても理にかなっていると感じます。
みなさん抗酸化という言葉は聞き馴染みがあると思いますがこれにプラスして
抗糖化という言葉も覚えていた方が良いと思います。
体が酸化すると良くないというのは知っていると思います。
体が糖化するのも良くないのです。
エネルギーを得るために細胞が糖質を燃やします。
燃えカスが体のごみとして焦げた状態で残ります。砂糖の入っている物に熱を加えると焦げますよね?それです。それが体を錆びつかせる原因の1つです。
燃えて焦げて錆びる。一連の事が体で行われています。
これを防ぐために、良質なたんぱく質や脂質を多く摂りましょう。
体の働きが低下すれば、各器官の働きが低下するのは防げません。
妊活の方においては体質改善や各器官の強化に直結してきますよ!
糖化と酸化を防いでケトン体にしていくことをオススメします。
ケトン体とは?
難しい説明なので流して結構ですが、「ケトン体」は、アセトン、アセト酢酸、β–ヒドロキシ酪酸という、3つの物質の総称です。
体内のブドウ糖が足りなくなると、体の脂肪が燃焼されエネルギー源として使われるようになります。この時、肝臓で作られるのがケトン体です。
通常、脳はブドウ糖しかエネルギー源として使うことができないとされています。
しかしケトン体は、ブドウ糖の代わりに脳のエネルギー源となると言われているのです。脳のほか、様々な臓器においても、エネルギー源として使われるとされています。
人間のエネルギーは糖質(ブドウ糖)から燃焼されます。ブドウ糖が少なくなると今度は脂質が使われます。この脂質が燃えやすい体質の事をケトン体質と言います。
この時に注意してもらいたいのがきちんと良質なタンパク質も食べる事。
肉、卵、チーズは良質なタンパク質なのでオススメです!
急激な糖質制限を行うと、体調がすぐれない方も出るので要注意です。
一日の糖質摂取量ですが、40g~140gに抑えると良いと思います。
私たちの体は食べたものから構成されています!
良い食事をして健康な体を手に入れましょう!!