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精子の質
こんにちは~(*^。^*)
今日は男性に焦点をあてていきますね!
日本は世界レベルで見て生殖補助医療、いわゆる顕微授精や体外受精の件数は圧倒的に1位なのですが主産率は下位なのです。
どういう事かというと不妊治療は世界で一番多いのに一番出産できない国なのです・・。
悲しいですよね。
私はその原因の一つに今まで男性側には不妊対象になっていなかったのだからだと思っています。
いわゆる原因不明と言われる不妊症です。
男性もきちんと精液・精子検査を受けて下さい<m(__)m>
精液・精子検査(男性不妊検査)とは?
精液と精子の量や状態を調べるのが精液・精子チェック(精液・精子検査)です。
マスターベーションで採取した精液で検査します。
1回の射精で放出される精子の数は、約1億から4億個。そのうち、卵子と結合できる精子は、たったの「1つ」です。まず子宮の前で精子の99%が死滅し、子宮内では数十万個以下となります。さらに、卵子の周囲まで到達できるのは数百個以下となり、最終的に残るのは1つです。受精には精子の「質」が肝心。精子の質が高くないと、いったん妊娠ができても継続しにくいという結果を招いてしまいます。
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妊娠には、当然男性と女性両方の妊娠力が必要となります。女性だけでなく、男性の不妊検査も行なうことで、原因の特定がより正確になり、不妊治療も的確に行なうことができます。男性の不妊検査、つまり妊娠力、精子の質を調べるための基本となるのが「精液・精子チェック(精液・精子検査)」です。妊活中の多くの男性が行なっているポピュラーな男性不妊の検査です。
≪精液・精子チェック(精液・精子検査)主な項目です≫
・精液の量
一度の射精での精液全量を調べます。多すぎたり、少なすぎたりしていないか検査します。
・精子の数、濃度
精液の中にどれくらいの数の精子が含まれているのかを検査機器と目視の両方でカウントします。
・精子の運動率
ただ動いているだけではなく全体に対して、活発に動いている前進運動精子の割合を調べます。
・精子の形状
一般的には正常の精子と奇形の精子の両方が含まれています。そのために正常の精子の割合を調べます。
精液検査でチェックするのは、精子の数だけではありません。
精液量、精子濃度、運動率、運動の質、精子の形態などを検査機器および、目視にて測定し専門の医師が精液・精子の状態を見て評価をします。
精液検査でわかる項目|精子の運動率|精液のPH値|精子の数|精子の濃度|精子の運動量|精子の性状形態率
専門のクリニックでは主にこのような検査を行っています。
知っておきたい男性不妊の症状
射精で放出された億単位の精子のうち、一個の精子が卵子まで到達し、受精するには前進運動率の高い元気な精子が多数含まれているのが理想とされています。精液(精子)の状態を自分では気がつくことができませんが、精液・精子をチェック(精液・精子検査)をすれば、次のような不妊要因があるかないかを知ることができます。
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男性不妊の原因は大きく次の3つがあげられます。
男性不妊の3つの要因 ①精子の数が少ない ②運動率が低い(元気がない) ③奇形率が高い
男性と女性では不妊症の原因が異なっており、男性の不妊症においてはホルモンの一種であるテストステロンが深く関係していると言われます。下記に主な原因をご紹介します。
・性機能障害
ストレス等により、有効な勃起が起こらず性行為がうまくいかなかったり、勃起障害(ED)や性行為は出来ても腟内射精が困難だったりなど、さまざまな射精障害があること。
・精液性状低下
精巣での精子形成や、精巣上体での運動能獲得過程に異常があると、精子の数が少なくなったり、精子の動きが悪くなったり(精子運動率低下)、奇形率が多くなるなど受精力が低下する。
・高度の精液性状低下、無精子症
精液中の精子の数が極端(通常の1/100以下など)に少ない、あるいは運動率が極端に低い(20-30%以下)場合。無精子症は、射出された精液の中に精子が全く見られない状態のことをいう。
このうち、2つ目以降にある精液性状低下や高度の精液性状低下、無精子症については自覚症状がありません。
不妊治療は男性と女性の両方で検査を行うことで、短期間で治療が済むケースもあります。自覚症状がないだけに貴重な時間を無駄にしてしまうかもしれません。専門機関で男性側も精液(精子)の検査を行うことは、大変重要で妊娠への近道と言えるでしょう。
すべての症状の改善には個人差があり、改善法や解決策も人によって異なります。クリニックで専門の治療が必要な方もいれば当サロンでの自己免疫力・自己回復力などの向上が必要な方もいると思います。
自分の症状・ペースにあった改善を行っていきましょう。
些細なことでもなんでもいいので気になる事は専門の医師や私などに聞いてくださいね(*^。^*)